相続・遺言に関する基礎知識や事例
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遺留分
遺言にかかわらず、一定の相続人が遺産を受けることを保証するために、法律上留保されている一定割合(民一〇二八等)。遺留分の制度は、個人財産 処分の自由、取引安全と遺族の生活の保障、遺産の公平な分配という相対立する要求の妥協 […]
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遺留分回復請求権
遺留分減殺の請求をしても、受贈者及び受遺者が応じない場合に、減殺請求権者がその返還を請求する権利。なお、受贈者及び受遺者は、現物返還のほ か、価額弁償して返還の義務を免れることもできる(民一〇四一)。
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遺留分減殺請求権
遺留分権利者は、遺留分を保全するのに必要な限度で、遺贈及び相続開始前の一年間にされた贈与の減殺を請求し、その効力を否定することができる( 民一〇三一)が、この権利をいう。
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受遺者
遺言により遺贈を受ける者として指定された者(民九六四・九六五)。遺産の全部又は一定割合の遺贈を受ける包括受遺者と、遺産中の特定財産の遺贈 を受ける特定受遺者とがある。相続欠格者は受遺者にはなれない。また、受遺者は、遺贈の […]
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代襲相続
推定相続人である子又は兄弟姉妹が、相続の開始以前に死亡したとき、又は相続欠格若しくは廃除により相続権を失ったとき、その者の子がその者に代 わって相続すること。代位相続、承祖相続ともいう。代襲相続人は、推定相続人であった被 […]
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相続人の債権者
相続人の固有の債権者。相続人が限定承認をすることができる間又は相続財産が相続人の固有財産と混合しない間は、家庭裁判所に対して財産分離の請 求をすることができる(第二種財産分離)(民九五〇)。これは、相続財産が債務超過のと […]
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相続人の廃除
遺留分を有する推定相続人の相続権を奪う制度(民八九二以下)。相続欠格ほどの重大な事由ではないが、被相続人に対する虐待、重大な侮辱その他の 著しい非行がある場合に、被相続人又は遺言(いごん)執行者の請求により、家庭裁判所が […]
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相続人の不存在
相続人がいないこと。相続人の存在が不明なときは、相続財産は法人とされ、相続財産管理人にその管理、清算が委ねられる。他方、相続債権者、受遺 者の請求申出期間の満了後なお不明のときは、六箇月以上の期間を定めて相続人捜索の公告 […]
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相続の承認
相続開始後に相続人がする相続受諾の意思表示(民九一五以下)。相続開始によって相続財産は一応当然に相続人に帰属するが、相続財産が債務超過の ときなどを考慮して、相続人に相続を受諾するかどうかを選択させることとしている。無限 […]
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相続財産管理人
相続財産法人の財産管理人。相続人の存在が不明なとき相続財産は法人となるが、この場合に、家庭裁判所は、利害関係人又は検察官の請求によって相 続財産管理人を選任しなければならない(民九五二)。相続財産管理人は、不在者の財産管 […]
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LAWYER弁護士紹介
お客様の問題にまごころを持って誠心誠意取り組む。
当事務所は、お客様の問題にまごころを持って誠心誠意取り組ませていただきたいと思い「至心法律事務所」と命名いたしました。
ご相談にあたっては、まずご相談者のお話をじっくりと時間をかけてお聞きすること、そして、
ご相談者の意向を最大限生かせるような法的アドバイスを丁寧に分かりやすく行うことが出来るよう心掛けております。
ご相談者とご家族の不安や悩みに、まごころを持って取り組ませていただきます。
ご相談者のお気持ちを大切にし、そして徹底的にご相談者の立場に立ち、全力でサポートさせていただきます。

石橋 徹也(いしばし てつや)/ 代表弁護士
- 大阪弁護士会
- 洛南高等学校 卒業
- 京都大学 卒業
- 平成14年10月 弁護士登録
- 大阪市内の法律事務所にて、約10年執務
- 平成25年4月 至心法律事務所開業
OFFICE事務所概要
| 事務所名 | 至心法律事務所 |
|---|---|
| 事務所所在地 | 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満2-8-5西天満大治ビル3階 |
| 連絡先 | TEL:06-6131-0720 / FAX:06-6131-0730 |
| 受付時間 | 月~金/10:00~18:00 (ご連絡頂ければ時間外・土日祝についても対応いたします) |
| 代表者 | 石橋 徹也(いしばし てつや) |
| URL | https://shishin-law.com/ |
