離婚調停の流れとかかる期間|長期化させないポイントは?に関するご相談は至心法律事務所(大阪府/大阪市)。

お電話でのお問合せ:06-6131-0720

メールでのお問合せ:メールはこちら

お問い合わせ
離婚、交通事故、相続、労働問題、借金問題、刑事事件のご相談は大阪市(大阪、北新地、阪急梅田、京阪淀屋橋、京阪大江橋)の至心法律事務所にお任せ下さい。

離婚、交通事故、相続、労働問題、借金問題、刑事事件のご相談は大阪市(大阪、北新地、阪急梅田、京阪淀屋橋、京阪大江橋)の至心法律事務所にお任せ下さい。

離婚調停の流れとかかる期間|長期化させないポイントは?

至心法律事務所(大阪府/大阪市)では離婚調停の流れとかかる期間|長期化させないポイントは?の法律のお悩みに対応しております。

離婚調停の流れとかかる期間|長期化させないポイントは?

裁判所が公表しているデータによると、離婚調停の平均期間は7,4ヶ月(令和4年度)です。
最短で1ヶ月、最長で1年以上かかる場合もあり、争点が多いほど長期化する傾向にあります。
離婚調停は心身に大きな負担がかかり、合意に至らない場合は裁判に移行するケースもあります。
全体の流れや長期化させないポイントを把握しておくことが重要です。
今回は、離婚調停の流れとかかる期間、長期化させないポイントを解説します。

離婚調停の流れ

離婚調停を開始するには、基本的に相手方の居住する地域の家庭裁判所に「夫婦関係調停申立書」を提出します。
相手方の合意があれば、他の裁判所でも申立ては可能です。
申立書は裁判所のホームページからダウンロードできます。記入後、収入印紙や身分証明書などの必要書類をそろえて、直接または郵送で提出します。約2週間後に「調停期日通知書」が届き、最初の調停が行われる日が通知されます。

1回目の調停期日には、調停期日通知書、印鑑、身分証明書、事前に家庭裁判所へ提出した資料などを持参してください。
初回の場合は、まず裁判所から調停の流れの説明を受けます。
基本的に当事者が同席して説明を受けることになりますが、事情があって同席したくない場合には、事前に家庭裁判所に申告しておけば同席せずに済むこともあります。
説明が終わったら、申立人と相手方が交互に調停室に呼ばれます。調停委員に対して、離婚を望むに至った経緯や条件について話します。
多くの場合、初回で調停が成立することはなく、調停委員がそれぞれの事情の聞き取りをして、2回目の調停期日を決めることになります。

2回目以降の調停では、調停委員が当事者それぞれの主張を聞き、妥協案を提案します。
当事者が合意すれば調停が成立します。
調停成立後、当事者2人が同席のうえ、合意内容の読み合わせが行われ、特に問題がなければ「調停調書」が作成されます。
離婚調停には、「調停成立」の他にも「調停不成立」「調停取り下げ」という終わり方があります。
最後まで折り合いがつかないなら調停不成立となり離婚裁判に移行するケースもあります。
調停取下げはいつでも可能で、その場合は「調停申立て取下」の用紙を裁判所に提出します。

離婚調停を長期化させないためのポイント

離婚調停を早期に成立させるためのポイントについて考えていきましょう。

条件に優先順位を決める

離婚調停では全ての要求が受け入れられるとは限らないため、譲れない条件と、譲歩できる点を事前に決めておくなら話し合いが進みやすくなります。例えば、子供の親権だけは譲れなくても、財産分与や慰謝料については柔軟な対応をするなどです。

弁護士に依頼する

弁護士に依頼することで、離婚調停の手続きを代行してもらえ、負担が軽減されます。
また、弁護士は客観的に法律的な観点から主張する方法を知っています。
弁護士のサポートを活用すると、離婚調停が長期化せずに解決する可能性が高まるでしょう。

まとめ

今回は、離婚調停の流れや長期化させないポイントについて紹介しました。
離婚調停を長期化させないために、条件の優先順位を決め、弁護士のアドバイスを受けましょう。

至心法律事務所が提供する基礎知識と事例

  • 戸籍

    戸籍
    戸籍は、日本国民の身分関係を登録し、公に証明する公簿をいう(戸籍に記録されている人は...
  • 相続放棄をした場合に死亡保険金は受け取れるか

    相続放棄をした場合に死亡保険金は受け取れるか
    相続放棄とは、遺産を相続する権利の一切を放棄し、相続しないことをいいます。 相続放棄...
  • 症状固定とは

    症状固定とは
    症状固定とは、治療を続けてももはや症状の改善が見込めない状態のことをいい、労災保険の...
  • 交通事故によるPTSDは後遺障害として認められるか

    交通事故によるPTSDは後遺障害として認められるか
    交通事故は、人の体だけでなく心をも傷つける場合があります。 交通事故の体験によって、...
  • 【弁護士が解説】相続放棄と代襲相続の関係性とは

    【弁護士が解説】相続放棄と代襲相続の関係性とは
    相続の際にしばしば問題となるのが、相続放棄や代襲相続です。 本記事では、相続放棄と代...
  • 相続法

    相続法
    実質的意味の相続法は、相続に関する法律関係を規制する法規全体を指す。
  • 遺留分減殺請求権

    遺留分減殺請求権
    遺留分権利者は、遺留分を保全するのに必要な限度で、遺贈及び相続開始前の一年間にされた...
  • 相続財産法人

    相続財産法人
    相続人のあることが明らかでないときは、相続財産は法人とされるが、これを相続財産法人という。
  • 相続債権者

    相続債権者
    相続財産に属する債務の債権者、すなわち被相続人に対する債権者で、相続により相続人を債...
離婚調停の流れとかかる期間|長期化させないポイントは?の法律問題のお悩みに対応しております。|至心法律事務所(大阪府/大阪市)
離婚調停の流れとかかる期間|長期化させないポイントは?の法律相談はお任せください。|至心法律事務所(大阪府/大阪市)
©至心法律事務所 All right Reserved.